脱サラして海外起業?成功している人は会社辞めてる?それとも副業?


海外で会社経営、かれこれ9年の須野です。「脱サラして海外で起業する」と聞くと、すごーーく難しいことのように思います。実際、脱サラして成功している人はいるのでしょうか?それとも副業でスタートする人が多いのでしょうか?

スタバでノマド?

「脱サラ」は現実的な選択肢か?

「脱サラして起業」!しかも海外で!というアイデアは、とても魅力的に響きますね。それと同時に、リスクも高いんじゃないか?失敗したら露頭に迷う・・・というネガティブなイメージもつきまといます。結論から言うと、脱サラして海外起業をすることはおススメしません

なぜかというと、いきなりよく知らない国に移住して、そこでやったことのないビジネスを始める・・・というのは、新しいことを二つ同時に始めることになるからです。何ごとも、新しいことは一つ一つこなしていくことが大事です。慣れないことを複数同時に始めてしまうと、混乱しやすくなりますし、著しく成功率が下がります。独立開業も、移住も、ひとつひとつこなしていくのが、成功率を高める(地味だけど、確実な)黄金ルールの一つです。
アジアのローカル
もし、どうしても脱サラして、海外移住を先にしてしまいたい!今すぐ行動に移したい!という方は、あらかじめ収入源を作っておくことを考えるとよいでしょう。私のクライアントさんにも、日本にいる間に収益用不動産を購入しておき、現地での生活費の足しになるくらいの収入を確保してから移住した方がいますし、私自身が中国に居を移すときはフリーライターとして連載の仕事をいくつかもらって、多少なりとも定期収入がある状態にしておきました。参考になれば幸いです。

「まずは副業で・・・」は甘い考え方?

マッチョな起業家さんや、起業コンサルさんはこう言うかも知れません。「まずは副業でスタート、なんて甘いこと言ってちゃダメだ!起業は闘いだ!背水の陣を敷くから、死に物狂いで頑張れるんだ!そうじゃないと成功なんておぼつかないぞ!」なんてね(笑)。未だにそういう声はよく聞きますし、実際そう思ってる人は非常に多いです。でも、私はまったく同意しません

脱サラか副業か

理由はいくつかありますが、まずはそういうコトを言う人って、「リスク管理」って考え方知らないのかな?それで事業運営とかしていて、大丈夫かな?と思うからです。やったこともない事業を立ち上げるって、失敗する可能性はやっぱり高いです。たとえ失敗しても、生活に困らないようにしたり、ビジネスの方向性を調整する(ピボットする)間の資金を確保しておいたり、という知恵を回すのが「リスク管理」です。それを考えず、「お尻に火がつくから」という理由だけで脱サラを勧めるのって、どうかと思います。

もう一つは、副業としてビジネスを立ち上げると、いろんな困難にぶつかりますよね。時間が足りない、人手が足りない、資金が足りない・・・。で、そういう「足りなさ」って、まさに経営の中でぶつかる問題です。そう、会社辞めてフルタイムで事業運営することになっても、事業が回り出すと時間が足りない、人手が足りない、資金が足りない・・・ってことにぶつかるんです。だって、一つのコトにコツコツと取り組むだけでできるビジネスって、そんなに多くないですからね(アフィリエイトとかはそうかも知れませんが)。とすると、その「いろんなものが足りない」「ゴチャゴチャした感じ」というのはいつもついて回るものなので、サラリーマンのうちに経験しておいて、対処法を磨いておく、というのが賢いやり方だと思うわけなのです。

どんな経歴の人が成功している?

私が実際に中国やアジアで知っている事例や、人づてに聞くアメリカやヨーロッパでの成功例を紹介しておきましょう。

IT企業の駐在員から中国語教師派遣で成功

IT企業の駐在員として中国に赴任、現地でビジネスチャンスに気づき、日本人駐在員向けに中国語教師を派遣するビジネスを開業したケース。コツコツとWEBとフリーペーパーの広告で集客し、4~5年かけて安定した顧客基盤を築いたあとに、満を持して退職(脱サラ)しました。粘り強く副業で事業を成功させた事例ですね。

ITベンチャーを辞めてベトナムでピザ屋起業

アジアでも本格ピザ

サイバーエージェントに勤めていた益子陽介さん。事業立ち上げのためにベトナムのハノイに駐在していて、急に「ピザ屋をやろう!」と思い立ち、退職してそのままベトナムでピザ屋を開店しました。今では3週間先まで予約がとれない人気店になっているそうです。脱サラからストレートに起業を成功させた、アジアでの典型例です。

※参考:「3週間先まで予約がとれないベトナムの人気ピザ屋。日本人オーナーが牛を飼い始めた理由」 life hacker

出張でアメリカに通ううちにクルマ改造部品の輸出業を開業

中堅の貿易商社で働いていたSさん。買い付けのためにアメリカ出張を繰り返していましたが、趣味である自動車の改造用の部品が、日本とは比べ物にならないくらい豊富に存在することに気づきます。いくつか仕入れて、試しにヤフオクで売ってみたら面白いほど売れる!その後、出張時に仕入れては日本のネットで売りさばく、ということを繰り返し、1年半ほどで思い切って退職。アメリカ製の自動車部品輸入販売事業を創業しました。出張ベースから海外での創業を成功させた事例として、参考になると思います。

厳しいようだけど、結局は自分次第

脱サラしてすぐ起業がいいのか、副業としてスタートするのがいいのか。将来の独立開業を志す人にとっては永遠の課題と言えるかも知れません。余裕資金の多寡、どんなビジネスをしたいのか(多額の資金が必要なのか、少額でもスタートできるのか)などの状況にも左右されますし、誰にとっても当てはまる唯一の回答が存在するとは思えません。創業して自分のビジネスをつくる!ということは、どんな結果になっても自分でその責任を引き受けるということ。脱サラか、副業かの選択から、すでに「起業家としての責任の引き受け方」を試されていると言えるかも知れませんね。

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